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工事担任者かんたん・ステップアップサイトトップ >情報通信エンジニアレポート  >> 情報通信エンジニア・レポート<平成23年-その2>
 前回に引き続き、平成23年情報通信エンジニア更新研修レポートの問いについて大雑把に説明文をならべてみます。ちょっと漢字が多くて長いですが…!!


 問2)通信機器のノイズ故障、EMC(Electronmagnetic Compatibility)について説明し、伝導ノイズおよび放射ノイズの対作品の種類と適応方法を述べよ。【ビジネス・ホ-ム共通】


 通信機器のノイズ故障とは、電子機器から発生する電気信号以外の不要な電波・電圧・電流などの電気エネルギーが他の電子機器に進入することでノイズが電子回路内の電気信号に重なり可聴雑音や映像の乱れ、場合によっては機器の誤動作や通信不可などの発生を引き起こす不具合をいう。


 EMC(Electronmagnetic Compatibility)とは、ノイズによる故障を防ぐためには、電子機器自身がノイズ源となって他の電子機器に対して永久をあたえないEMI(電磁気妨害)対策と、その電子機器からのノイズの影響を受けないようにするEMS(電磁気妨害感受)対策の必要があり、発生ノイズと侵入のノイズの両方をEMC(電磁両立性・電磁適合性)という。

・下へ続く。


      
 ノイズには、侵入経路により伝導ノイズと放射ノイズがあり、伝導ノイズは電子機器や無線電波などのノイズが電源線・通信線・接地線から直接または誘導により伝搬するノイズ。放射ノイズとは、電子機器から空間に放射されたノイズ(無線電波など)が通信機器の内部回路に直接侵入するノイズをいう。


 伝導ノイズの対策品として、フェライトコア・絶縁トランス・顧問モードチョーク・バイパスコンデンサ・フォトカプラなどがある。


放射ノイズの対策品として、金属蒸着シート・金属キャビネット・電磁波遮蔽シート・シ-ルドテープ・ガスケットなどがある。


ノイズ対策品の適用方法として、対策の基本は影響を受けている(与えている)機器のなるべく近くに適用することが大切である。


 以上、平成23年情報通信エンジニア更新研修レポートの(問2)通信機器のノイズ故障、EMC(Electronmagnetic Compatibility)について説明し、伝導ノイズおよび放射ノイズの対作品の種類と適応方法を述べよ。【ビジネス・ホ-ム共通】の説明文でした。

・参考文献 2011 情報通信エンジニア更新研修テキスト 財)日本データ通信協会  他


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